アレクサンダーテクニークとは?

からだは、こころや思考と一体です。

そのこと自体は、よく言われていることかもしれません。

 

アレクサンダー・テクニークは、

そうした考えを実際にからだで体験し、動きの中で実感していきます。

 

筋肉や骨といった表層だけでなく、神経システムや関節的に自律神経に働きかけ、

あたま・からだ・こころが、うまく調和してはたらくように

お手伝いします。

 

それによって、あなた全体が喜び、

本当にやりたいことが

自然に

スムーズに心地よい質で

やりやすくなってしまうワークです。

私たちは「今の自分が間違っているから、矯正する・つけ足す」のではなく、

すでに持っているのに気がつかないでいる、

能力や周りのサポートに気がつき、

自分自身に対する信頼を深めていきます。

 

自分自身が、決めつけているかもしれない、

自分や世界に対する限界の、その先の広大な可能性に気づき、

少しずつ踏み出していく手助けをします。

 

●どんな方が受けるのかな?と思われる方はこちらをクリックしてご覧ください。

 

創始者

 

タスマニア島出身のシェークスピア朗唱俳優、F.M.アレクサンダー(1868〜1955)が、病院では改善しない声の不調を、自分自身を鏡で繊細に観察し、長年試行錯誤することで、克服しました。

 

その発見が、その後、声の不調に対してだけでなく、様々な人に効果的だとわかり、医者の賛同もえ、ロンドンで他の俳優や知識人など、様々な人たちの手助けをしました。

 

1930年ごろから教師のトレーニングもはじめ、現在では世界中で4000人の教師がいるといわれています。

芸術大学のカリキュラムに採用

欧米では、演劇、舞踏、音楽などの芸術大学で、カリキュラムに取り入れられて、動きや声の技術、表現力を洗練することや、存在感の充実、精神的安定、痛みの予防、改善などに役立てられています。

スポーツ選手も、からだのよりスムーズ動きのために学んでいる人もいます。

 

 

治療ではないけれど

 

継続して実践することで、腰痛など、治療的効果があると、科学的に実証されています。

 

他の治療と違うところは、痛みそのものを軽くすることに注目するのではなく、

その痛みが繰り返し起こってきた原因となる無意識なからだ・こころの使い方を

 一緒に観察し、自覚して予防していくことです。

 

医者、看護師、理学療法士、介護士、整体師、福祉士なども、統合的にからだを見ること、治療技術の向上や痛みの予防、改善、精神的サポートために学んでいます。